7月28日に資源エネルギー庁が「科学的特性マップ」を公開しました。
原子力発電に伴って発生する「高レベル放射性廃棄物」は、将来世代に負担を先送りしないよう、現世代の責任で、地下深くの安定した岩盤に埋設する(=地層処分する)必要があります。
「科学的特性マップ」は、地層処分に関係する地域の科学的特性を、既存の全国データに基づき一定の要件・基準に従って客観的に整理し、全国地図の形で示すものです。
好ましい場所(グリーンの範囲)を関東で見てみると、
都内にも適地がありますね。
板橋区・練馬区・中野区・杉並区・世田谷区あたりが適地のようです。
大阪府内では吹田市・八尾市・柏原市・松原市・羽曳野市・堺市・富田林市・河内長野市・和泉市・岸和田市・貝塚市・熊取町・泉佐野市・泉南市・阪南市・岬町。
大阪市内では平野区・東住吉区・住吉区辺りが適地となっていますね。
地層処分の対象となるガラス固化体は3月現在、国内に2448本あり、各原発で一時保管されている使用済み核燃料を再処理すれば、その総数は約2万5千本になるそうです。
原発からの電力を利用している各自治体が裏庭に埋めるしかないですね。